麻雀コラム 小泉とろろの「人生ロン一発!」

麻雀にちなんだ小ネタが盛りだくさん!
麻雀にちなんだ小ネタが盛りだくさん!

麻雀は、単なるゲームにあらず!

 

卓上で繰り広げられる勝負は、まさに、人生の縮図! 

麻雀の打ち筋は、恋愛や人生に通じるものがあります!

 

己の人格、己の生き様を表現する、究極のエンターテイメント!

それが、麻雀です!


 

麻雀も、テトリスみたいに、

次のツモがわかるといいのになって、

ちょっと思ったりする。

 

だけど、本当にそうなってしまったら、

きっと面白くない。

 

何かわからない牌をひく。

そのドキドキ感こそ、麻雀の大きな魅力。

 

 


 

 

捨て牌を見ると、その人の狙っている手がわかるが、

ついでにその人の性格もわかる。

 

きちんと牌の向きを揃えてる人を見ると、

「この人几帳面だな~」と思うし、

川が乱れてグチャグチャな人を見ると、

「この人適当やな~」と思う。

 

捨て牌は「相手の手牌の鏡」だけでなく、

「相手の性格の鏡」でもある。

 

 


 

 

麻雀=ギャンブル。麻雀=ちょっと怖い。

そんなイメージを持ってる人って、

結構多いのではないだろうか。

 

その理由は、コワモテのおっちゃんとか、

イカツイお兄さんがやってるもの。

そんなイメージがあるからだろう。

 

だけど、麻雀は、

本当は「オシャレで知的な遊び」である。

 

だから僕は、ファッションモデルとか、

アイドルや女優さんなど、

世の中の「キレイどころ」の人に

もっと麻雀を打ってもらいたいと思う。

 

そうすれば、麻雀のイメージもきっと変わるはず。

 

 

 


 

 

麻雀の配牌のよさは、

日頃のおこないに比例する。

 

そんな話があるけれど、

「なのになぜ?」って思うことって結構ある。

 

しかし、ここ一番の配牌のよさだけは、

麻雀に対する情熱に比例するような気がする。

  

 


 

 

 

~麻雀ことわざ辞典~

 

ダマの待ちに現物  (馬の耳に念仏)

 

《意味》 ダマテンの時は、親の現物か、リーチ者の現物で

     待つとアガりやすい。

 

 

ダマテンで構える時は、

親の現物や、リーチ者の現物で待つのがセオリー。

上級者は、相手の捨て牌を見て、

そうなるように手作りをするものです。

 

しかし、現物待ちでこっそりテンパイして、

「よし!」と思っていても、

なぜか誰も切ってこない時って、結構ありますよね!

 

「もしかして、現物待ちがバレてるのでは?」

と思ったりもしますが、それは偶然かもしれません。

 

なので、ダマテンは、

オリてるフリをしながらの、現物待ちが

やっぱりベターです!

 

 

 

 

 


 

 

 

服を買いに行くと、とても高い服がある。

 

デザインも素材もよくて、

「これなら高いだろうな」と思う服もあるし、

デザインも素材も普通なのに、

ブランド名が入ってるだけで高い服もある。

 

その違いを、麻雀に例えると、

「メンタンピン、三色、イーペーコー」の跳満と、

「タンヤオ、ドラ5」の跳満の違い。

 

どちらも値段は同じだけど、

その高さの理由は、全然違う。

 

 

 

  

 


 

 

 

女性は、男性よりも、

タンヤオが好きな人が多い。

そんな説がある。

 

タンヤオ系の手は、鳴いてもいいし、

アガれる確率が高いもの。

 

ということは、

男性は、夢を追いがちで、

女性は、現実的でしっかり者が多い。

そういうことなのだろうか…。

 

 

 

 

 


 

 

 

スーパーに買い物に行くと、すごくレジが混んでる時がある。

 

長い列を作って、レジに並んでる時の気持ちは、

麻雀で、相手が長考して、

なかなか牌を切ってくれない時の気持ちに似ている。

 

できれば早くしてほしい。でも、仕方がない。

そんな、複雑な気持ち。

 

 

 

  

 


 

 

 

車に乗っている時、前を走っている車のナンバーを見ると、

「1326」だった。

 

「おっ! リーヅモ、平和、ドラ1か!」

と思いながら、ふと時計を見ると、

偶然にも、13時26分だった。

 

そんなくだらないことでテンションがあがる日は、

とっても「平和」な一日。

 

 

 

 

 


 

 

 

~麻雀・日本昔ばなし~ 「桃太郎」

 

 

むかし、むかし、あるところに、

おじいさんとおばあさんがいました。

 

おじいさんは、山へしば刈りに、

おばあさんは、川へ洗濯には行かず、

いつもの雀荘に行きました。

 

「え~い! そのイーピン、ポンじゃ~!」

おばあさんが、麻雀に夢中になっている頃、

川の上流から、大きな桃が、

ドンブラコ~ドンブラコ~と、流れてきました。

 

おばあさんは、桃のことなんて何も知らないまま、

ひたすら麻雀を打ち続けておりました。

 

こうして、桃太郎の入った大きな桃は、

誰にも気付かれることなく、川を流れ去り、

どこかへ消えてしまいましたとさ。

 

めでたし、めでたし。

 

 

~麻雀・日本昔ばなし~ 「桃太郎」 おわり 

 

 

 

 

 


 

 

 

麻雀をする前に、

ドラがたくさん来るように「ドラ焼き」を食べる。

三色でアガれるように「三色だんご」を食べる。

赤を引き寄せるために「レッドブル」を飲む。

 

そんなことをしても、実際のところ

全く効果はないけれど、

麻雀で、そういう「ゲン担ぎ」をするのは、

テンションが上がるので、ちょっと楽しい。

 

 

 

 

 


 

 

 

~麻雀×ボクシング理論~ その3

 

麻雀とボクシングは、とてもよく似ている。

 

ボクサーには、いろんなタイプがいる。

 

足を使って、相手の攻撃を巧みにかわし、

的確なパンチを放つ「アウトボクサー」

 

多少のダメージは覚悟の上で、

相手の懐に入って、強打を放つ「インファイター」

 

麻雀で言うアウトボクサーは、

なるべく放銃を避け、確実にアガリを重ねていくタイプ。

パンチは軽めだが、なかなか放銃してくれないので、

リードされると、とてもやりにくい。

 

麻雀で言うインファイターは、

放銃を恐れず、高い手を作って、危険牌を切ってくるタイプ。

たまに放銃してくれるけど、パンチに破壊力があるので、

前に出て来られると、とても怖い。

 

うまく攻めるタイプと、強気で攻めるタイプ。

どちらも、やっぱり手強い。

 

 

 

 

 


 

 

 

麻雀で「もったいない」と思う時。

 

ドラ表示牌が赤ドラだった時。

 

浮いている字牌のドラを切ったら、

次のツモで、すぐに同じ牌を引いて来た時。

 

三暗刻でリーチしたら、その後のツモで、

四暗刻でアガれたのがわかった時。

 

タンピン系のアガリを目指して、1・9・字牌を切りまくったら、

捨て牌で国士無双が完成した時。

 

「あ~っ!もったいない!」

 

 

 

 

 


 

 

 

麻雀「風林火山」

 

風 …すばやい鳴きは、風の如し。

林 …交錯する読みは、林の如し。

火 …強打のリーチは、火の如し。

山 …場を支配する力は、山の如し。

 

 

 

 

 


 

 

 

チーやポンをした時って、

鳴いた牌を、卓の右端に寄せますよね。

 

だけど、自分が親番の時に鳴くと、

卓の右端に置いてある、積み棒や供託のリー棒が、

ちょっと邪魔だったりする。

 

鳴いた時は、卓の角っこに「ビシッ!」と牌を当てて、

勢いよく「シュバッ!」とやりたいのになぁ…。

 

 

 

 

 


 

 

 

麻雀をしていて、おなかが空いてくると、

9ピンが、タコ焼きに見える。

 

9ピンが、場に3枚並ぶと、タコ焼き3人前のできあがり!

 

 

 

 

 


 

 

 

~麻雀ことわざ辞典~

 

地震、雷、火事、親リー  (地震、雷、火事、親父)

 

《意味》 世の中で、とくに怖いと思われるもの。

     また、麻雀でとても怖いもの。

 

 

麻雀で、親からリーチが入ると、とても怖いですよね!

親リーに振り込むと、かなり痛いし、

もしも親ッパネだったりしたら、相当厳しいです。

 

でも、親リーは、連荘狙いの安い手の時もあるので、

ビビってばかりはいられません!

 

親からリーチが入った時、

安全牌を切って、ベタオリするのか。

それとも、危険牌を切って、勝負を挑むのか。

それは、あなたの手牌と度胸しだい!

 

自分が高い手の時は、親リーにビビらず、

追っかけリーチで、親からロン一発を狙おう!

 

 

 

 

 


 

 

 

切る牌を間違えた時、

「しまった、しまった、島倉千代子!」と言う。

 

リーチが入って、安全牌がない時、

「困った、困った、こまどり姉妹!」と言う。

 

そういう人って、結構いますよね!

 

自分もたまに言いそうになるけど…(笑)

 

 

 

 

 


 

 

 

すごく気になる人がいるけれど、

その人と付き合えるかどうか微妙な時、

別のいい感じの人と仲良くなったら、

あなたはどうするだろうか?

 

純チャン三色が狙えそうな手で、

赤5ピンを引いて来た時、

あなたはどうするだろうか?

 

そこで、ひとまず赤を残すか。

それとも、赤をツモ切りするか。

 

その時の一打は、あなたの恋愛観を示す、とても大切な一打。

 

 

 

 

 


 

 

 

~麻雀×ボクシング理論~ その2

 

麻雀とボクシングは、とてもよく似ている。

 

ボクシングでは、大振りのパンチばかり打っても、

相手には当たらない。

 

麻雀でも、それと同じことが言える。

 

重いパンチを当てるためには、

相手の動きをしっかり見て、チャンスをうかがい、

的確にパンチを打つ必要がある。

 

麻雀も、ボクシングも、

必殺の一撃を決めたいなら、

相手の動きをしっかり見極めることが大切。

 

ここ一番で、高いアガリをモノにできる打ち手は、

鋭い観察眼を必ず持っている。

 

 

 

 

 


 

 

 

文房具の「両面テープ」のことを、

「リャンメンテープ」と言ったら、

「さすが麻雀好きですね~」と、友達に言われました。

 

あれっ? 違ったっけ?

「両面」は「リャンメン」と読む方が、やっぱりしっくりくる。

 

 

 

 

 


 

 

 

~麻雀・世にも不思議な話~

 

「卓上のチヂレ毛」

 

麻雀をしていると、卓の上に、

なぜか、チヂレ毛があることがある。

 

あれっ? これって、髪の毛じゃなくて、このチヂレ具合は、

ま、まさか、「チ◯毛」なのでは!?

…ってこと、たまにありますよね!

 

対局中に、下半身を触ってる人なんて、誰もいないのに、

なぜこんなところに「チ◯毛」が!?

 

ご丁寧に、先っちょに毛根らしき白いのが付いてる時もあるし、

積まれた牌の間にハサまってる時もあります。

 

本当に、どうしてなのか、よくわかりません!

 

麻雀って、本当に不思議!

 

…って、麻雀とあまり関係なかったりして(笑)

 

 

 

 

 


 

 

 

全国の麻雀好きの人で、

東さん、南さん、西さん、北さん、中さんは、

麻雀牌に、自分の名前が刻まれていることを、

どう思っているのだろうか?

 

場にあっさり切られるのを見ると、ガッカリするのだろうか。

自分がドラの時は、ちょっとうれしいのだろうか。

 

ちなみに、發って名前の人って、いるのかなぁ。

 

そんなくだらないことを考えながら、

今日も字牌を切る、とろろでありました。

 

 

 

 

 


 

 

 

相手からリーチが入った時、手牌の「中」をうっかり切ったら、

一発で振り込んでしまった。

 

その時、手出しの「中」で、ロン一発って、

何だか「できちゃった婚」みたいだなぁ…と、

ふと思ってしまいました!

 

麻雀も家族計画も、うっかりは禁物ってことなのかも…(笑)

 

 

 

 

 


 

 

 

~麻雀ことわざ辞典~

 

起家の親流れ  (河童の川流れ)

 

《意味》 やる気満々の時に、出鼻をくじかれること。

 

 

起家があまり好きじゃない人って、

結構いるのではないでしょうか?

「あっさり流された時、ショックだから」

きっと、そんな理由からだと思います。

 

連荘してリードできたらいいけど、

すぐに流されるとショックがデカいのは、

やっぱり起家ですよね。

起家で、いきなり跳満の親かぶりとか、本当にもうガッカリです。

 

そうならないように、起家をひいた時は、果敢に攻めましょう!

出鼻をくじかれる前に、親リーで先制攻撃だっ!

 

 

 

 

 


 

 

 

麻雀の半荘は、人生を表している。

 

人の一生を「80年」だとすると、

東一局から東二局は、0歳から20歳まで。

東三局から東四局は、20代から30代。

 

そんな風に考えると、

南場は「40代になってからの人生」ということになる。

 

東場でダントツのトップだったとしても、

南場で失速することもある。

東場はさっぱりだったとしても、

南場で役満をアガって、一気に逆転することもある。

 

何歳の時に親番が来るかは、人それぞれ。

もしかしたら、不慮の事故に遭い、

途中で箱割れして、命を落とすかもしれない。

 

麻雀も人生も、いつ何が起こるかわからない。

 

あなたは今、人生の第何局を迎えているだろうか?

 

人生の南四局が終わった時に、

「本当にいい対局だった」と言えるように、

しっかりと今の場況を見極めよう。

ひとつひとつの打牌を大切にしよう。

 

麻雀は、人生の如し。

牌をツモって切る、その一瞬を、おもいっきり楽しもう!

 

 

 

 

 

  


 

 

 

毎年、節分になると、巻き寿司を食べますよね!

お箸を使わず、ガブッと丸かぶり。

 

その時、いつも、

「巻き寿司を丸かぶりするのはいいけど、

麻雀で親かぶりするのはイヤだなぁ…」と、

ふと思ってしまう、とろろでありました。

 

 

 

 

 


 

 

 

「よし!この半荘、全局アガってやる!」

麻雀でそう思うのは、

知り合った女の子全員を口説くようなもの。

 

麻雀は、すべての局で、押しに押しまくって、アガリに向かっても、

まず勝つことはできない。

 

どうしてもアガりたい手の時は、強く前に出る。

そうでもない時は、きっちりオリる。

「ここだ!」と思った時は、勇気を出して、

おもいきって勝負に出る。

 

麻雀も、恋愛も、最高のアガリを決めたいのなら、

ここ一番の見極めが大切。

 

 

 

 

 


 

 

 

以前、ある女の子が、

「イーピンって、スタバのマークみたいですね!」と言っていた。

 

それ以来、スタバの看板を見ると、

イーピンに見えて仕方がない。

 

なので僕は、イーピンを切ってリーチすることを、

「スタバリーチ」と呼んでいます。

 

 

 

 

 


 

 

 

~麻雀ことわざ辞典~

 

ドラ切ってラス固まる  (雨降って地固まる)

 

《意味》 大事なことを後回しにすると、困ったことになる。

     重要なことは、丁寧に扱わないと、後で痛い目に遭うということ。

     

 

ドラは、簡単には切らない方がいい牌ですが、

切るタイミングがなかなか難しいものです。

 

12巡目、タンピン三色、テンパイ。

そこで、ずっと切れなかった字牌のドラを切ると、

「チートイ・ドラドラで、ロン!」

…な~んてこと、よくありますよね。

 

危ないドラは、早めに処理するか、

切らずに使い切るような手牌にして、アガリを目指しましょう!

 

 

 

 

 


 

 

 

初めて会った人と話をしている時、

その人の年齢や職業よりも、その人が麻雀できるかどうか。

そっちの方が、ちょっと気になったりする。

 

 

 

 

 


 

 

 

~麻雀×ボクシング理論~ その1

 

麻雀とボクシングは、とてもよく似ている。

 

ボクシングで、一番怖いのは、どんな相手か?

それはやはり、一撃必殺の重いパンチを持っている相手だと思う。

 

リーチがかかった時、鳴きが入った時、

たいてい満貫以上ある相手は、やはり怖い。

 

ラス目に沈んでいても、

親倍一発で浮上してくる相手は、すごく手強い。

 

「一発逆転のパンチを持っている」という事実。

ただそれだけで、ハードパンチャーは、

相手に恐怖感を与えることができる。

 

だから、自分も、一撃必殺の破壊力を持つ、

打点力のある雀士でありたい。

 

 

 

 

 


 

 

 

1-4-7の三面待ちで、さすがにこれはアガれると思っていても、

結局アガれない時がある。

 

8、9と持っていて、ペンチャンを嫌って切ると、

なぜか、次に7をツモってくることって、結構よくある。

 

「できそう」と思ったことでも、なぜかうまくいかない時がある。

 

「ちょっと無理そう」と思ってたことなのに、

なぜかあっさりうまくいく時もある。

 

「できそう、できなさそう」よりも、

「そうしたい、そうなりたい」と思う方向に進むこと。

 

麻雀も、人生も、そっちの方が大切な気がする。

 

 

 

 

 


 

 

 

麻雀のアガリ手は、むずかしい役ほど、美しい。

特に、役満は、とても美しい。

 

国士無双。緑一色。九蓮宝燈。

アガるのがむずかしい役満ほど、その完成形は、本当に美しい。

 

美しいから、むずかしいのか。

いや、むずかしいからこそ、美しいのではないかと思う。

 

麻雀の役満って、本当にうまくできている。

 

 

 

 

 


 

 

 

麻雀で狙うアガリは、人の生き方に似ている。

 

麻雀は、真ん中の牌を集めるのが基本。

人の生き方は、会社に就職するのが基本。

 

ゆえに、会社に入って働くのは、

字牌を切って、タンピン系を狙うようなもの。

 

夢を追って生きるのは、

字牌を残し、赤ドラをビシッと切って、

国士無双を狙うようなもの。

 

安定した収入のために、堅実に生きるのか。

それとも、成功率は低くても、夢を追って、ドラマチックに生きるのか。

 

自分が心から望むアガリは、何なのか。

アガった時に、心からうれしいのは、どっちなのか。

 

麻雀も、人生も、自分がワクワクするアガリを選ぶ。

やっぱり、それが一番いい。